こんにちは増田です。
昨日はコンサルティングに入っているブランドさんで、展示会の振り返りのMTGに参加していました。
そのブランドではセールスに関しては業務委託を行なっているのですが、その方の話を聞いていると、妙な横文字が多くて、まぁ話が入って来ない….。
「あのアカウントは、バジェットをグリップしているので、今回ドアが増えますよ!!」
ルー大柴かと思いますよね。
訳すと「あの会社とは、予算を握ってるので、今回は取扱店舗数が増えます」ってな感じなんでしょうけど、普通に言った方がよくない!?
1時間ぐらいの会議中、こんなんばっかでどっと疲れます。
「納品はオンスケでいけそう?」
「ちょっとタイトでバッファが欲しいですけど、大丈夫そうです!」
「ホールセールに関しても、エージェントではなく、インハウスの人間を採用したいのですが」
僕はもはや途中で笑ってしまっていて、周りに不審がられていましたよ。
自分の名誉のために言いますが、僕はTOEICは600点台しかないけど、日常会話に困らない程度には英語を話せます。
だからちゃんと聞けばきっと意味はわかりますけど、そもそもちゃんと聞く気にならないです….。
とは言いながらも、いろんなブランドで打ち合わせとかに参加していると、こんな事って結構あるんですよね。
以前UAの接客に関する記事で、
セレクトショップ最大手、ユナイテッドアローズが主力とする衣料品店「グリーンレーベルリラクシング」の秋山光億さん(37)は販売員の平均の4倍近くの売り上げを稼ぐ。ルミネ新宿店(東京・新宿)に勤め、主に男性用のスーツを扱う。ネクタイなどとの組み合わせの知識に「数字やカタカナをなるべく使わない」接客術を加えて、初めて店に来た段階から客を引き付ける。
(中略)
売るためにはまず分かりやすく伝えることを心がける。横文字の専門用語は極力使わない。「ラペル」は「ジャケットの胸の襟」、「テーラードジャケット」は「かっちりとした上着」と言う。
みたいなのがあったんですが、接客だけではなく、ぜひ普段の職場でも皆さん真似していただきたい。
僕はそもそも、今のアパレルは顧客視点が足りないから、独りよがりなものばっかり作って、売れないんだよって思っています。
そして「顧客視点」を重要視するのであれば、まずは「顧客がわかる言葉で説明する」と先の引用で言っているように、「誰でもわかる言葉で説明する」という事を、普段の仕事から心がけるところから始めてくれればいいのになと思います。
日常で使用している言葉って、自分が意識していなくても出ちゃうケース多いですし。
ちょっと強引な話ですねw それではまた!!