そういう時代とはわかっているけど、わかりたくもない。

こんにちは増田峻です。

自分のブログでも話題にしていたり、色々なところで話題になっていたりするinstagramを中心としたインフルエンサーのお話。

特にinstagramは、ファッションとリンクしてることが多いですね。

とtwitterでも書いたんですが、一人一人の影響力は例え小さくても、カテゴリーを絞り、ターゲットを明確にすれば、驚く様なフォロワーを得て、それがビジネスに繋がったりもしています。

そんなインフルエンサーについて、今日は話していきたいと思います。

———————-

僕個人としてはコンサルタントという形で、ブランドによっての役割は違いながらも、複数のブランドと関わらせていただいています。

 

関わっているブランドによって、直貿(直接工場に生産依頼すること)だったり、OEMメーカーに生産依頼だったりと様々ですが、基本的にはブランドで企画や生産を行なっている事がほとんどです。

とまぁブランドっていうと、これが当たり前の話なんですが。

 

一方で、最近本当に増えてるなぁっと思う形態が、instagramで5万人ぐらいのフォロワーさんを持つインスタグラマーが買い付けて来た商品を販売しているネットショップ(ブランド?)です。

ブランドというよりは、セレクトショップという感じですかね?

 

個人で旅行ついでにってパターンと、本格的に業者顔負けに仕入れてきてってパターンがあったりします。

BASEみたいなインスタントコマースがあるおかげで、便利な時代になりました。

関連記事:個人バイヤーも個店も、ネット販売にはBASEを使えば大丈夫

 

こういったブランドはもう6.7年前からずっと増えてるみたいなんですが、多くは韓国の東大門市場で仕入れていることが多いです。

なんで東大門市場かというと、まずは韓国なので距離が近い。

頑張れば日帰りでも行けちゃいます。

 

それと東大門市場では欧米で行われたコレクションの発表を受けて、それをイミテーションした商品の発売が僕の知る中じゃ世界一早い気がします。

なので、トレンドの商品がかなり早いタイミングで市場内に展開されています。

 

あとは個人でも比較的簡単に卸売りの対応をしてくれるし、日本語が通じるお店も多く、そして安いです。

僕自身もメーカーにいた頃はここへ買付けに行き、それらを自社商品として販売していた事もありました。

↑東大門周辺 この辺のビルの中に卸問屋が入ってます。

 

とまぁそんな感じで、価格の国内外差を利用して、販売し利益を得るなんて、ビジネスとしては普通のことです。

むしろ数ある商品の中で売れる商品をセレクトできるのだから、商才というかセンスを褒めるべきなんだと思います。

 

インフルエンサーとかじゃなくても、LCCなんかも発達して、交通費も安く済むし、旅行ついでに、小遣い稼ぎのような感覚で仕入れもやっちゃおう!ってなりますよね!

わかりますよ!わかるけど、気に入らない。

 

以前に、アパレルの国内産業はいよいよヤバイ?解決に向かうためにはこれしかない!で書いているんですが、こういった形態が増えたことで国内産業が疲弊している部分があるかと思っています。

目先の利益だけでなく、そういった背景を知った上で、ファッション・アパレルに手を出して欲しいなと思うんですよ。

 

もちろん、国内の多くのアパレルメーカーが生産を中国をはじめとした、海外に移転してきたことや、ファストファッションを真似て、大量販売・大量生産を行なって来たことにより、どんどんデフレ化して、物の価値が適正ではなくなってしまっているということが根本だとは思います。

 

そうして緩やかに衰退に向かって行ってしまっている現状に対して、ここに書いている事は、ただの愚痴かも知れませんが、こういった事が起きていることは事実です。

 

CtoCといった業態が隆盛していて、個人の力が重要とされている時代の中で、こういった事は当たり前というのはわかってはいるつもりです。

でも、発信力を持つ人間だからこそ、様々な知見を持った上で、発信していくという風潮になればいいなぁっと思うし、そういう風にしていかなければならないと思います。

 

それにインフルエンサーの子達に入れ知恵しているのはアパレルの人だったりするので、根本はやっぱりアパレルに携わってる人間が変わらないといけないのかもしれまんね….。

 

最近ではインフルエンサー事務所みたいなところが、サードパーティーとして、事業を斡旋していたりもします。

 

こんな状況を打破するためには、やっぱり口で言うより、自分でブランドをやるしかないのか….。

そんなことを考えながら、始まる月曜日でした。

それではまた!!