こんにちは増田です。
先日上海に出張していたので、久しぶりに喫煙事情にちょっと触れてみたいなっと思って、書いていこうと思います。
日本でも議論に議論が重ねられている「受動喫煙防止法」。
過去のWHOの視察では、日本の受動喫煙対策は「前世紀並に遅れている」とされ、「世界、どれだけのものを求めてるんだよ!?」と、僕自身は心中は穏やかでないです。
そんな中、法案では適用外にされる例外も多く、そんな状況に痺れを切らしたのか、東京都は独自の条例案を出すわで、もはや嫌がらせに近いとまで思ってしまっています。
じつは上海は世界で最も厳しい禁煙令が発令しています。
条例が施行されているのは、中国大陸の全土ではなくて、上海市です。
「上海市公共場所控制吸烟条例」通称 “控烟令” といわれるもので、ザックリいうと「屋内における喫煙の全面禁止」というものです。
飲食店はもちろん、オフィス、ホテル、カフェ、あらゆる室内での喫煙が禁止です。
建物内の独立した喫煙室も撤去され、もちろん新規設置もNGです。
もはやなんでタバコを売っているのか、わからないですよね。
建物内って言っても、自宅では吸えるんですが、ホテルはNGなので、旅行者や出張者はわざわざ外の喫煙所を探しに行くハメになります。
喫茶店で少しコーヒーを飲みながら過ごすと言うことは不可能です。
ちなみに条例に違反すれば個人で最高200元(約3500円)、事業者で最高3万元(約50万円)の罰金が科せられるそうです。
市民による通報システムや監視の目もバッチリ構築されているそうです。
とか言いつつなんとかなっちゃうのが中国らしい
最初はマジかよ!!って思いながら、行ったのですが、あのめちゃくちゃな上海市民たちが、そんなに従順に守っているとも思えませんでした。
結果は外なら普通に吸えます。
屋内で喫煙していい場所がなくなっただけで、みんなゴミ箱についている灰皿で吸っています。
たしかにホテルは禁煙ルームしかないですけど、はっきり言って厳しくはなくて、欧米諸国と対して変わんないです。
てゆーか外ではみんな歩きタバコしてます。
それどころか今回色々連れて言ってもらったレストランやカラオケでは普通にタバコ吸ってました。
ニュースで「厳しい、厳しい」と言っていたのは、またまた流行りの偏向報道だったのかもしれません。
って言っても条例は条例なので、気をつけるにこしたことはないです。
散々、僕は現地の友人達に大丈夫だよ!っと言われていたので、気にせず吸っていたのですが、一方じゃ実際に取り締まられた人もいるそうです。
特に南京東路とか外難などの観光地付近に多いそうです。
自分が何も言われなかったのは、上海で一緒に遊んでくれていた友人達が政府系の企業や役人さんという事もあったかもしれません。
一般的には条例として禁止されているので、変に揉めるぐらいなら我慢するのがベターなのかもしれません。
iqosはどうなんの?
そもそも中国自体でアイコスの本体の取り扱い、タバコの取り扱いは行われていません。
プルーム・テックもグローも同様です。
▼参照ください▼
とはいえ、流石に物自体は知っているので、持って行っても、吸っていても大丈夫ですが、先述した条例にiqosに関しては細かな取り決めはありません。
かと言ってじゃぁ大丈夫じゃん!なんて無駄に強気にならずに、国内と同じように紙巻きタバコと同じルールと考えた方がいいですね。
最後に
結果としては「全面禁煙」というセンセーショナルな言葉が先行している印象でした。
ただ、実際にガイドブックに載っているような 飲食店では厳格にルールが守られていて、罰金が科されたという事例もあるそうです。
さっきも言いましたが、現地で守ってくれる人がいない旅行者や出張者が捕まると大変です。
「中国だから大丈夫」なんて言わずにルールには従いましょう。
それではまた!!