アパレル小売でクラウドファンディングって合うんじゃない。

こんにちは増田峻です。

最近自分の中でですが、クラウドファンディングに興味津々なのです。

ITの世界では既に常識というか、やや古いのかも知れないのですが、使い方によってはアパレル業界の小売ではまだまだ使えるサービスなんじゃないのかなって思います。

●クラウドファンディングって何?

クラウドファンディングとは、インターネット上で、不特定多数から、組織や個人、プロジェクトなどに対して、資金を集める仕組みです。

資金を集める方法としては寄付する場合や何かと交換する場合から融資する場合まで様々なものがあります。

なお、クラウドファンディングとは、英語のクラウド(群衆)とファンディング(資金を供給する)を組み合わせた言葉です。

クラウドファンディングには大きく分けて「購入型」「寄付型」「融資型」「投資型」といった4つの種類があります。

この中で広く知られているのは購入型や寄付型のクラウドファンディングじゃないでしょうか。

詳しい解説は他の方にお任せするとして、今回は「購入型」について話したいと思います。

●購入型のクラウドファンディングって何?

購入型クラウドファンディングとは、あるプロジェクトに対して支援者(ファン)がお金を出資をする仕組みのクラウドファンディングで、出資を行うことにより利用者側(支援者側)は商品やグッズ、サービスを代わりに得ることができます。

お金がリターンとなることは原則ありません。

購入型クラウドファンディングには「All or Nothing型」「All In型」といった2種類の仕組みがあり、前者は募集目標金額が達成した場合のみプロジェクトが成立しますが、後者は目標金額に達しなくてもプロジェクトの成立が認められます。

「All or Nothing型」は、目標金額を達成しない限り実行できないタイプのプロジェクト(店舗やブランドを作ったり、商品を開発するなど)に使えます。

一方、「All In型」は、資金募集開始時点で、すでにプロジェクトが実現可能であると決まっているものやリターンを行えることが決まっているものが対象です。

●All in 型を使いこなす。

もちろん「All or Nothing型」もアパレルでも使えるとは思うのですが、中々まとまった金額が、集まりにくいことも事実のようなので、小売としても有効に使えそうだなって思うのは「All in型」です。

既にこの手法を取り入れて、業績を伸ばしてらっしゃるブランドさんもあるのですが、業界的にはあまりまだ浸透していない状況です。

ブランド側のメリット

どうしても製品仕入れには多額のキャッシュが必要となります。

スタートアップの企業では一番ここがネックになってくるところだと思います。

企画した商品を在庫として仕入れる前に、受注生産という形で生産できるが一番のメリットかなと思います。

その他、PRで認知度拡大を目的とすることも、多少はあるのかなと思います。

支援者側のメリット

大きなメリットは、プロジェクトでしか得ることができない特別なモノ・サービスを購入することができる点です。

先行割引やノベルティなどを購入クラウドファンディングで得ている例もあります。

ブランド側のデメリット

プロジェクトを公開しただけで資金が集まるというわけではありません。

知り合いや興味がありそうな人たちにこのプロジェクトを知ってもらい、そして支援してもらうなどネット完結だけではないオフラインでのロビー活動も必要になります。

また企画からプロジェクト公開終了後も、活動報告を通してしっかりとプロジェクトの目的に向かって進んでいるかどうかも支援してくれた方々に共有していくことが必要です。

その他にもアイデアが公になることや資金が集まらなかった場合は今までの準備が無駄になるなどのデメリットを抱えています。

支援者側のデメリット

大きなデメリットとしては、支援したのにリターンがいつまでも届かないといったトラブルがあるそうです。

斬新でワクワクするようなアイデアでも実現可能かを判断するのは難しいのが現状です。

こういったサービスを利用している多くは、スタートアップのブランドさんが多いので、本当に実現可能かどうか、プロジェクトの内容や起案者の情報をしっかりと確認することが大切になります。

●まとめ

購入型クラウドファンディングは資金調達以外でもさまざまな使い方があります。

国内でも色々なサイトがサービスを提供しています。

各サイトを見ながら、それぞれの特徴を比較するとより購入型クラウドファンディングの理解が深まるでしょう。

もし考えているプロジェクトがある場合は、そのジャンルに合ったサイトと成功事例をしっかりと確認して提案しましょう。

手数料やサポート体制などジャンル以外にもサイトによって、さまざまな違いがあるため、各項目をしっかり比較しながらプロジェクトの相談をしましょう。

僕はこういった形の売り方がとてもアパレル業界にとっては今風で合うんじゃないと思います。

本当に仕入れってお金がかかるし、資金繰りが苦しいブランドさんがたくさんいるので、諸条件があるとはいえ、受注生産で資金を得れると言うのはプラスじゃないでしょうか!

迷ったら是非、一度検討を!

それではまた!!