すっかり暖かくなって来ましたね。
昨日たまたま仕事で中目黒に行っていたので、ようやく遅ればせながらも目黒川で桜を見ることができました。
さて、今日は、7月に友人に会いにドイツに行くので、ユーレイルパスを買おうと思っているので、ついでにその話を書こうと思います。
ユーレイルパスって?
ヨーロッパ大陸の加盟国で使える鉄道周遊パスです。
陸つなぎになっているヨーロッパ大陸を周遊するには鉄道利用はとても便利なんです。
1カ国間だけに使えるものから、何カ国もの周遊に使えるパスまで旅のプランに合わせてカスタマイズ可能なのも嬉しいところです。
寝台列車を利用すればホテル代も浮かせながら移動もできるのも魅力です。
飛行機に比べると移動時間はかかりますが、その分コストを抑えて、ヨーロッパの美しい景色を見ながら旅ができるのもいいところです!!
ユーレイルパスのメリットとデメリット
◆メリット
各パスの最大のメリットは、いちいち切符を買わなくても良いことです。
オンシーズン中は、大都市の駅窓口には長蛇の列が当たり前。
しかも、行き先や列車によって窓口が違うこともあり、せっかく並んで自分の番が来たのに、隣の窓口の列に並び直しなんてこともありえます。
その点、各パスがあれば、ギリギリまで観光して、駅に着いたら一番早い列車に飛び乗ることができるし、フラリ途中下車も自由自在。
また、寝台列車も追加料金を払えば、寝台・クシェットを利用できるので、寝てる間に次の目的地まで移動してしまうなど、時間と宿代を浮かせることもできます。
座席は予約料のみで利用できるので、男性なら座席で寝ればさらに安くすませることもできる。
◆デメリット
デメリットは、何と言っても元を取るのが大変なこと。
つまり、移動する区間や旅行期間によっては、自分で現地やwebで手配した方が安くすむケースが多い。
パスを持っていれば全ての列車が無料で乗り放題というわけではなく、別途費用(予約料・追加料金等)もかかります。
また、パスを持っていても予約が必要な列車(高速列車や寝台列車等)が多数あるので、長距離・中距離移動する際に結局は駅窓口に並ぶ必要がでてくる。
パスの最大のメリットが生かせないのなら、わざわざ高いお金を払ってパスを購入するよりも、現地でその都度切符を買った方がお得になるのだ。
元を取ろうとして、とにかく移動ばかりしている旅行者をよく見かける。
その人の旅のスタイルが、とにかくいろいろな街を観て周ることなら文句をつけるつもりはないが、パスの元を取るためだけに移動しまくるのはあまりオススメしない。
ネットで買うか、現地で買うか?
ネットでユーレイルセレクトパス・グローバルパスについて検索していると、「現地購入できた!」という声もあれば「現地購入はできないよ。」と述べている人もいて、どっちがホントなのか訳がわからない!なんてことに陥る方が多いようです。
結論から言えば、現地購入は可能です。
わざわざ旅行代理店から「高っ…!!」と思いながらしぶしぶ買わなくても、現地に出向いて、そしてヨーロッパの主要駅で「ユーレイルパス下さい。」と言えば簡単に手に入ることが多いのが現状です。
例えば旅行代理店なんかは、為替で損をしないために独自の為替レートを設定していることが多く、結果として私達が購入する時に価格が上乗せされています。
しかし現地購入にはこんなデメリットもあるのが現実です・・・。
- どの駅でも買えるわけではない(主要な駅のみ)
- 一部取り扱いのないチケットがある
- 海外旅行に慣れていない場合、心労が半端ない
- パスのことで頭がいっぱいになり楽しめない
要はですね、現地購入しようと思ったらそれなりの手間は覚悟しよう、ってことです(泣)
もしあなたがバリバリ海外旅行していて、英語はカタコトでも通じるし怖くもなんともないって場合は
おそらく現地購入した方が安く上がるケースが多いでしょうし、手に入れるのに苦労はしないでしょう。
ですが逆に、海外旅行に慣れていない、もしくは初めての方にとっては
ちょっとハードルが高い行為だと思われます。
結論
日本を出発する前までに確実に手に入れたいなら素直に日本の旅行代理店で購入するのがやはり安心ですしオススメです。
何より、出発前の不安がなくなりますし、気持よく出国できますからね。
以上、現地購入にするか、日本で買っておくかの参考になれば幸いです。