ラオスのスローで静かな時間の流れる街、ルアンパバーンのこと

ラオスには、旅人を魅了するルアンパバーンという世界遺産の街があります。

今回はスローで静かな時間に身を任せる、仏教の街、ラオス・ルアンパバーンについてご紹介します。

フランス植民地時代の町並みを今も残した素敵な街です。

今年2018年は「ビジット・ラオス・イヤー」と言って国内外で数多くのイベントを行うそうなので、これから注目度アップ間違いなしの都市です。

ルアンパバーンとは?

ルアンパバーンは、ラオスの北部にある山間部の街です。

そもそもラオスという国がどこかわからない人も多いですが、タイの北です(雑!)

そんなルアンパバーンは、なんと街ごとが、ユネスコの世界遺産に登録されています。

東南アジアを流れるメコン川沿いに街が広がっています。

ラオスは経済成長がこれからの国で、いまだビルというものをあまり見たことがありません。

その代わり、手付かずの美しい自然と、植民地化時代の名残であるフランス様式の建物が独特の景観をつくりだしています。

街には、景観規制があるらしく、すべての建物に一体感があります。

大河メコン川の流れのように、人々もゆったりと生きているような感じがします。

ルアンパバーンでの過ごし方

①プーシーの丘に登る。

ルアンパバーンの中心には、「プーシーの丘」と呼ばれる小高い丘があります。

ここは、ルアンパバーンに行った人なら誰もが行く場所です。

王宮博物館の近くに登り口があり、百段はあるであろう階段を登っていきます。

プーシーの丘の上には、寺院が立っていて、その周りは展望台があり、ルアンパバーンの街並みが一望できます。

雄大なメコン川が流れ、ここから見る夕日はとても美しいです。

②ナイトマーケットでお買い物

東南アジアといえばナイトマーケット

ここルアンパバーンでも王宮博物館の前のシーサワンウォン通りが、夕方より通行止めになり、露店が立ち並びます。

飲食の屋台、洋服、雑貨、観光客用の土産などの露店があります。

高くもなく安くもなく、東南アジアにしては割と適正な価格で販売している気がします。

値引き交渉しても大して下がらないので、気持ちおまけしてもらえたらラッキーぐらいで行くといいと思います。

子供が商品を持って追っかけ回してきたりするのが、少し面倒でしたが….。

何百年も変わらない伝統の托鉢

ラオス・ルアンパバーンで有名なものに、「托鉢」があります。

ビエンチャンやバンコク、チェンマイでも行われているのですが、ルアンパバーンのものは特別です。

お坊さんたちにご飯を寄付するのが「托鉢」ですがここでは100にを越す僧侶が列をなして、それ以上の人たちが祈りを捧げる様子が圧巻です。

朝5時すぎにルアンパバーン中にあるお寺から、お坊さんが入れ物を持って、ぞろぞろと出てきます。

2時間余りで終わるので、見たい人は頑張って早起きをしましょう。

王宮博物館で歴史を学ぼう

王宮博物館は、以前、ルアンパバーンの王宮があった場所で、現在は博物館になっています。

とても広い敷地の中には、宮殿がいくつか立ち並んでいます。

世界中の国との交友の証として贈られたものなども展示されています。

中には、日本の漆器や、アポロ計画で地球に持ち帰った月の石(の破片)なんかもあります。

中国人観光客の団体ツアーが重なったりすると、結構混雑します。

中は撮影禁止で、荷物は鍵付きロッカーに預けなければならないのですが、あまり大きくないので、大きな荷物だと大変かもしれません。

エレファントパークでゾウ使いになろう!

ルアンパバーンの人気アクティビティの1つに、ゾウ乗りがあります。

近郊に、エレファントキャンプがあって、普通は台車のようなものが取り付けられていて、その上に乗りますが、ここは直です。

youtuberのジョーブログでもやってましたが、象使いになれるという「マホート」というコースもあります。

履歴書にちゃんと描けるそうですが、うちの会社にそんな奴が応募してきたら速攻で落としますw

かなりワイルドなところを進むのが他で乗る象と違って結構面白いです。

クアンシーの滝でマイナスイオンを浴びる

自然豊かなルアンパバーンで有名なところと言えば、このクアンシーの滝

ルアンパバーンの中心街から1時間弱のところにあります。

ルアンパバーンから少し距離が離れているので、トゥクトゥクをチャーターするのをオススメします。

トゥクトゥクの値段相場は片道で平均50,000キープ(692円)ぐらい。

大体人によって30,000キープから60,000キープを提示してきます。

なので、往復チャーターして150,000ぐらいだとお互い気持ちいいかなと思います。

中にはバカみたいな値段をふっかけてくる奴もいるので、注意してくださいね。

高さ8mほどの高さから落ちるメインの滝から、段々と流れて行く小さな滝が続いています。

何がすごいってここは遊泳していいんです!!

ほとんどは欧米系のバックパッカーみたいな人しか入ってないですが、せっかく行ったなら入った方が気持ちいいです。

園外、園内には食堂や露店などもいくつかあります。

ルアンパバーンのホテル

ルアンパバーンは観光地なだけあって、市内には高級ホテルから安いゲストハウスまで様々あります。

なので、ご予算に合わせて、ホテルを選ぶことができます!

時期にもよりますが、だいたい4,000円ぐらいからあります。

とはいえ、そんなにホテルが多いわけではないので、早めの予約をお勧めします。

ルアンパバンは乾季(11月〜3月)がハイシーズンであり、ベストシーズンです。

この時期は1年の中でも観光客が最も多く、ホテルなども満室になることが多いようです。

▼ホテルを探すのはトリバゴが便利▼



ルアンパバーンでの食事

ルアンパバーンは、レストランから屋台まで結構いろんなお店があります。

現地のラオス料理からタイ料理、西洋料理、謎な日本料理店や、おしゃれなカフェもあります。

ラオスはフランス占領下にあったってことから、パンが美味しいと言われてますが、僕は普通だと思いました。

カフェとかでコーヒーを頼むと、なぜか練乳たっぷり入ってるものが出てくるので、事前に確認して抜きなら先に言った方がいいです。

異常に甘いです。

現地料理は、僕はあまり東南アジア系の料理が得意じゃなくて、好き好んでは食べないので、聞かないでください。

ルアンパバーンへの行き方

ルアンパバーン近郊には、ルアンパバーン国際空港があります。

市内までは、トゥクトゥクかタクシーで4万キープほどで行けます。

日本からラオス・ルアンパバーンへ直行便はないので

  • ベトナム航空(ベトナム・ハノイ乗り換え)
  • タイ航空(バンコク乗り換え)
  • エアアジア(バンコク・クアラルンプール乗り換え)

がベターな行き方かと思います。

値段も時期や航空会社によりますが、45,000円ぐらいから探せるんじゃないでしょうか。

▼ここから探せます▼

格安航空券DeNAトラベル

陸路もありますが、バックパッカーや時間がある人以外は空路のが圧倒的に楽で便利なので、素直に空路を使うのをオススメします。

まとめ

とてものどかで静かな時間が流れるルアンパバーン。

ただここの為だけだと2泊3日もあれば十分なので、ビエンチャン、バンコク、チェンマイ、ハノイなどの地を拠点に行ってみて、合計5日ぐらいの旅はいかがですか?

他にも色々なスポットがあるので、トリップアドバイザーで探してみてください。

TripAdvisor (トリップアドバイザー)

それではまた!!

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