これまでも度々、両替について触れてきたのですが、ちゃんと記事にしたことがなかったので、記事にしてみました。
海外でモノを買ったり、レストランで食事したり、現地ツアーやタクシーなどお金を使う場面は多々ありますね。
だいたいの場合、支払い方法は現金とクレジットカード(デビットカード)の2種類になります。
基本的には両替なんてしないにこした事が無いと言っていましたが、現金とクレジットカード(デビットカード)での決済には、一応それぞれメリット・デメリットがあると思うので、考えていきましょう。
2つの決済方法を上手に使い分けて、海外旅行をこれまで以上に満喫しましょう。
こなれてる感じがかっこよくも見えるので、ぜひ覚えておいてみてください。
◆まずは現金を使うメリットとデメリット
メリット
・どこでも支払いが可能
・チップの支払いがスムーズ
デメリット
・紛失・盗難にあうと終わり
・高額の出費にすぐに対応できない。
渡航先の国で使われている現金を持っていれば、基本的にはどこのお店やサービスでも支払いができます。
またその際にウエイターへのチップなどをスムーズに支払うことができます。
一方で海外では日本では考えられないくらい、スリや置き引きの被害があります。
現金は紛失すると手元に返ってくる可能性はまずありません。
なので、必要以上に現金で高額を持っているのは、ただでさえ日本人は被害に合いやすいのに更に危険です。
また、用心して少額の現金しか持っていないと、「手元にお金が足りない」という大ピンチが起こり得ます。
海外に限らず旅行中はどうしても浮かれた気分になりがちで、衝動買いも増えちゃいます。
◆クレジットカード(デビットカード)を使うメリットとデメリット
メリット
1.高額の現金を持ち歩かなくていい
2.紛失・盗難トラブルがあっても補償を受けられる場合がある
3.ATMで現地の通貨が引き出せる
4.クレジットカードの付帯サービスが受けられる(海外旅行保険・空港ラウンジ・現地加盟店で割引などの優待)
デメリット
・使えない場合がある。
海外でカード盗難などのトラブルに見舞われても、カードを止めることで対処が可能です。
また、被害の届け出をしておくと、被害にあって一定期間さかのぼって補償を受けられる場合があります。
また、手元の現地通貨が底をついてしまっても、クレジットカードの海外キャッシングサービスを利用することで、ATMから現地通貨を引き出すことができます。
さらに、クレジットカードの付帯サービスとして、海外旅行保険が付いているカードや、空港ラウンジが無料で利用できるカードもあります。
手持ちのカードによって、だいたいは様々なメリットがありますので、旅行前に調べておきましょう。
■どっちがおトク?為替レートでみる現金vsクレジットカード
海外では、円安・円高と為替レートが変動すると、モロに影響を受けてしまいますよね。
実は、現金は日本と現地で両替のレートが異なります。
また、現金とクレジットカードでも為替レートが違っています。どうするのが一番おトクなのでしょうか。
●日本で両替vs現地で両替
為替手数料=円をドルやユーロなどの外国通貨に交換する時に金融機関に対して発生する手数料のこと
この話は以前にもしましたが、現金を両替するとき、多くの人は日本の空港で両替してから飛行機に乗っています。
USドル・ユーロ・英ポンド以外の通貨供給量が少ない通貨は一般的に「マイナー通貨」と言います。
日本でマイナー通貨を両替すると、手数料がだいたい10%前後かかります。
旅行が終わり、日本から帰国して、また円に両替するとなると、合計20%以上が手数料にられてしまうことになります。
帰国してからの話は以前の記事を参照ください。
結論、「マイナー通貨」は現地で両替するべきです。
USドル・ユーロ・英ポンドは日本で両替しようが、現地で両替しようが、大して金額に差異はないので、ご自身の都合でいいと思います。
ただ、日本の空港やtravelexなどは以上に高いのでやめといた方がいいです。
●クレジットカード(デビットカード)vs現金
次はクレジットカード(デビットカード)と現金のレートを比較します。
クレジットカード(デビットカード)を海外で利用した際は、換算日の交換レートに為替処理などの事務手数料をプラスして円に換算されます。
クレジットカード(デビットカード)もプラスで手数料がかかりますが、一般的にクレジットカードのほうが、現金での両替よりも換算レートが良いです。
つまりカードで支払いをしたほうが得ということになります。
クレジットカード(デビットカード)の場合はポイント還元があるというメリットもあります。
他にもVISAやMASTERなどが付いているプリペイドカードなら現地でもクレジット利用や、そのままATMから現金引き出しが可能でとても便利です。
オススメするキャッシュパスポートならTポイントも溜まってとってもお得です。
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■まとめ
海外では、「少額の現金は所持して、使えるところではクレジットカード(デビットカード)で決済をする」のがセオリーです。
海外によく出かけるという方は、ぜひとも上手にクレジットカードを利用して安全で快適な旅を楽しみましょう。