初心者のアンコールワットは1日券、3箇所で十分。服装やマナーについても!

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先日のカンボジア/シェムリアップ旅行で全然触れなかったので、今日はアンコールワットについてお話ししようと思います。

「死ぬまでに一度は訪れたい世界遺産」アンコールワット。

カンボジア・シェムリアップを訪れる人のほぼ100%がこの遺跡が目的だと思います。

そんなアンコールワットについて、「そもそもアンコールワットってなに?」というお話から、遺跡に行く時に「事前に知っておきたい注意点とマナー」、それから「持ち物、適した服装」などについてお伝えしたいと思います!

◆そもそもアンコールワットって何?

アンコールワットが世界遺産だという事はだいたい知ってると思いますが、アンコールワットに限らずそもそもなんの建物かわからんっていうのは多いと思います。

資料によると、アンコールワットは12世紀初頭にスーリヤヴァルマン2世によって創建された巨大伽羅です。

約35年間かけて6万人の手によって作られました。

当時は「王様の権力の象徴」または「神々と交信する儀式の場」としての役割がありましたが、王都がプノンペンにうつった後しばらく廃墟化してたようです。

ちなみに、「アンコールワット」と呼ばれるようになったのは、15世紀以降、仏教寺院として機能するようになってかららしいです。

◆服装やマナー

①服装

一応信仰の場なので、本当は露出は避けた方がいいみたいなんですけど、まったくもって気にしてそうな人はいないです。

その人の倫理観次第なので、特に気にしないでいいと思いますが短パンだったり、ノースリーブ、ミニスカとかそういうのはやめた方がいいんじゃないのかなと思います。。

そもそもサンダルはまずいというより、遺跡内はほとんど舗装もされていないので、単純に歩きにくいし、遺跡を登ったりする時に危ないのでやめた方が無難です。

②僧侶や子供

基本的に僧侶を女性が触るのは絶対NGです。(男性でもむやみに触らない方がいいです。)

普通にキレられるか、最悪捕まえられるんで、絶対やめときましょう。

これも仏教の宗教的な観念ですが、「人の頭=神聖なもの」という考え方も覚えといた方が良いです。

子供がいて、可愛い!とか言いながら頭を撫でると侮辱してると捉えられかねないので。

③事故に注意

アンコールワットは遺跡の形を残すために、舗装などせずに、そのままの姿で残ってるところがほとんどです。

さっきもちらっと言いましたが、サンダルは絶対やめましょう。

元々、人の頭が自ずと下がるようにって計算されて作られているので、めちゃめちゃ急傾斜で作られてたりします。

◆いざ観光へ!チケット売り場

アンコールワットはそのほかの遺跡(アンコールトムやタプロームなど)と合わせて、アンコールワット遺跡群と言われていて、入るためには遺跡入場券が必要です。

ツアーなんかはすでに準備されていたりするのかもしれませんが、個人で観光する場合は買いにいきましょう。

アンコールワットより少し手間に、ショッピングセンターかと思うくらい大きなチケットセンターがあります。

1day,3day,7dayと3種類のチケットがあります。

タイトルにもある通り、遺跡が好きなんだ!とか、歴史と照らし合わせながらゆっくり見たいんだ!とかっていう人以外は1日券で十分です。

全部見たい!っていうかもしれませんが、細かな遺跡は素人が見ても、全部同じに見えます。

ですので、後述する3つが見れればあとは余った時間のプラスアルファで考えていいと思います。

余談ですが、こんなこと言っておきながら、あまり1DAYチケットは人気がないのか、すげー端っこにチケットカウンターがあります。

◆これだけ見ときゃ十分な遺跡

①アンコールワット

ここはとりあえず絶対みてください。行かなきゃ何しに行ったんだとなります。

ユネスコ世界遺産(文化遺産)の「アンコール遺跡群」の中でも、ダントツ人気ナンバーワンです。

クメール建築の最高傑作だといわれてるアンコールワット。

文化的価値は素人にはわかりませんが、建物の美しさは素人にも十分伝わって来ます。

細部にも様々なレリーフが彫刻されているので、細部も楽しめます。

◆タプローム遺跡

アンコールワットとかと比べるとこじんまりした遺跡ですが、めちゃくちゃ神秘的で退廃的な雰囲気は、一見の価値があります。

アンジェリーナジョリー主演の「トゥームレイダー」のロケ地にもなった場所です。

荒れ果てた遺跡を、カジュマルの木が覆いつくすようにからまって、独特の風景を作りだしています。

少しSFの世界にいるような気分になります。

ワンピースにでてくるシャンドラみたいです。

◆アンコールトム

大きさはアンコールワットの約4倍あるめちゃでかい遺跡です。

中心寺院である「バイヨン」には、50ほどの塔が乱立し、それらには4方向を向く尊顔が形作られています。

アンコールトム遺跡には、このバイヨンのほかにも、象のテラスやライ王のテラスといった有名遺跡も点在していますが、はっきり言ってデカすぎるので、普通に迷子になります。

僕はしっかり迷子になり、自分の顔ほどでかいクモと遭遇した時は泣きたくなりました。

◆他に見ておいてもいいのは

①ベンメリア

ここはアンコールワットからは40キロほど離れていて遠いです。

天空の城ラピュタのモデルと言われてますが、嘘です。

まだ地雷撤去も済んでいない場所も多いところなので、好きな人は行けばいいかなと。

②プリヤカーン

ここもトゥームレイダーのロケ地になった場所です。

先述した3つの場所からも近い場所なので、コースに組み入れてもいいかと思います。

◆料金はどれくらいかかる?

まずチケット代が1日券で37USドルかかります。

あと、それぞれの遺跡を観光するのに、徒歩は不可能というか、ぶっ倒れます。

なので、大まかに方法は3つ。

①個人でチャーターをお願いする。

個人でタクシー(30〜40ドル)かトゥクトゥク(15〜20ドル)をチャーターします。

先述している金額はホテルなどで手配してくれる際の金額です。

個人的に捕まえて交渉すればもっと安くなると思います。

②オプショナルツアーや現地ツアーを申し込む

ツアーで訪れている人はそもそもついてるでしょうし、現地のツアー会社やホテルのツアー相談デスクでもガイド付きツアーがあります。

だいたい50$ほどで手配できるようです。

③レンタルカーやレンタルバイク(MOTO)で自力で行く。

自分で足を借りて移動するという方法もあります。

以外に欧米系のかたでこれをされている方が多かったように感じます。

自転車なら1日5$ バイクで10$ 車で20$ぐらいで借りれるようです。

ただ自転車で移動するのはよっぽど好きな人じゃない限り、マジでしんどいと思うので、やめておいたほうがいいと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

当たり前ですが、掘り下げれば掘り下げるほど、色々と出て来る場所ではありますが、駆け足で見ても疲れるだけなので、1日かけて少しずつ見たり、余った時間を他のことに使うのもいいんじゃないでしょうか。

それではまた!!

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