バリ島でサーフィンをする人にとってはすでに当たり前の場所かもしれませんが、サーファーに人気ののどかな村が最近は最旬スポットになってるんです。
そのスポットは「チャングー」バリ島南部の西海岸線に位置する自然溢れる田舎町です。
さて、今日はそんなバリ島の「チャングー」についてのお話をしたいと思います。
観光地の喧騒から離れたストレスフリー100%のスポットはきっと疲れた心を癒してくれるでしょう。
◆チャングーへの行き方
バリ島旅行ではクタやヌサドゥア、スミニャックに滞在している人がほとんどかと思います。
それらの滞在地からチャングーにいく方法ですが、基本的にタクシーやUBERを使うのがいいかと思います。
公共バスであるトランスサルバギータは、チャングーの先のタバナンエリアまで行っていますが、チャングーエリア近くは通りません。
また、クラクラバスも、クロボカン・スミニャックエリアまでしか行ってませんので、ほぼほぼタクシー、UBER利用がマストになります。
なのでこのエリアに来る人たちは、ほとんどがバイクや車を借りて訪れてます。
ただし、旅行者がバイクや車を運転するには国際免許証が必要なので、あらかじめ日本で申請しておきましょう。
あと、まともなレンタカー屋やレンタバイク屋も少ないので、事前にガイドブックなんかで調べた方がいいです。
◆チャングーといえばビーチ
①エコビーチ(バトゥメジャンビーチ)
チャングーといえばビーチで、一番メジャーなビーチがこのエコビーチです。
と言いながらも、以前はチャングーといえばエコビーチと言われていた様ですが、最近はそうでもない様子。
ちなみに正式にはバトゥメジャンビーチと呼ぶそうです。
通りの突き当たりは岩場のビーチですが、そこから西側にかけて広い砂のビーチが広がっています。
エコビーチ沿いには、何件かレストランが並んでいて、その中でも有名なのが「ECO BEACH CLUB」です。
朝早くから開いていますが、メインはやはりサンセットの時間帯です。
海に沈む夕日を見ながら、ビーチレストランでシーフードを楽しむのもいいですね。
他にもオンザビーチではないですが、周辺にはしゃれたカフェもたくさんあります。
朝のサーフィン帰りにぴったりなブレックファーストやブランチが充実してたりします。
②バトゥボロンビーチ
エコビーチの東側、バトゥボロン通りの突き当たりにあるのがバトゥボロンビーチです。
さっき一番はエコビーチとか言って、矛盾してますが、現在のチャングーではこのビーチが一番華やかでメジャーなビーチです。
ビギナー層からベテランまで多くのサーファーがいて、いたるところでサーフレッスンを行ってるので、もはや海はギチギチです。
そんな場所なので、レンタルボード店もいっぱいあります。
ビーチから北に伸びるバトゥボロン通りもカフェやレストランが多くて華やかです。
チャングーには大きなホテルはほとんどないのですが、バトゥボロン通りには、アストングループのホテルがあるので、高確率で日本人女子達と遭遇します。
◆チャングーのレストラン
オールド・マンズ
そこら中にインスタ映え的なアートが散りばめられたレストラン。
この壁の前に日本人女子たちが群がっていました。
日本に帰って調べてみたら、やたらと#オールドマンズが投稿されていました。
オールドマンビーチからも近いので、サーフィンした後にゆっくりなんてのもいいですね。
ラ・ラグーナ・バリ
インド洋とラグーンを望むレストランです。
ここにも日本人インスタ女子たちがいっぱい。
店内はわかりやすいくらいバリって感じなので、ここに来ればバリっぽい写真は一発です!!
◆宿泊するならプラウ通りがオススメ
ブラワ通りは、クロボカンからバトゥブリン通りを通って直接行き来ができる通りです。
直接ビーチにアクセスできる通りではないので、チャングーの中でもほかのエリアとはちょっと雰囲気が違ってめちゃくちゃのんびりしています。
チャングーのだいたいの場所はサーファーたちが多く集まるエリアって感じなのですが、ここは自然も多くて、静かな環境を求めて白人たちが集まって造ったエリアという雰囲気です。
大きなホテルはないですが、ビラやバンガローやホステルなどが多いので、長期で宿泊している外国人が多いエリアです。
◆最後にチャングーについて
チャングーエリアは中心がビーチであり、そこからサーファーたち相手のカフェやレストラン、ホテルが広がってます。
観光地としての名所やスポットはほとんど何もないです。
大型ホテルやショッピングモールもないです。
観光名所のタナロット寺院からは近いですが、その他のバリ島の観光スポットからは離れてて、アクティビティやスパに行くにも大変な場所です。
簡単に言うと退屈な場所です。
そんなマイナスポイントもありますが、このエリアの魅力は、自然や田んぼなどが広がり、街としての機能が適度にあり、暖かな空気感が素晴らしいってことです。
短期の観光旅行では、なかなかこのエリアの魅力は、伝わりにくいかもしれませんが、日ごろの忙しい都会の暮らしを離れ、ちょっとした田舎でしばらくのんびりしたいという方にはぴったりです!!
これは持論ですが、少しぐらい不自由な方が人生は楽しいのかもしれません。
それではまた!!