台湾にアイコスって持ち込みできるんですか?
っていう質問をいただいていたので、台湾に限らず、旅先でのアイコス(IQOS)事情についてまとめてみました。
そろそろGWの旅行の予約を検討し始めている方もいらっしゃると思いますし、準備のいい方はもう既におやすみを取って長期休暇にされている方もいるのではないでしょうか?
改めてですが、アイコス(IQOS)は正式にいうと電子タバコではなく、「加熱式タバコ」という名称で、タバコ葉を熱することでニコチンの水蒸気を吸うものです。
通常の紙巻きタバコと比較すると、非常に健康被害が軽減されていて一部有害物質に至っては禁煙程度まで減少されると言われています。
いまでは紙巻きタバコの代わりに常に持ち歩いている人って結構いるのではないでしょうか。
◆飛行機での取り扱い
結論から言うと、手荷物として持ち込みをするのがベストではないでしょうか。
国土交通省の記載にも加熱式タバコの持ち込みに関しての取り決めというものがありません。
電子タバコという表記はあるのですが、アイコス(IQOS)に関しては電子タバコではありません。
アイコスに関しては日本でこそ知名度が高いですが、まだまだ世界的には知られていません。
ですので、預け荷物に入れている間になんだこれってなってトラブルが起こるよりは、最悪対面で弁明できる持ち込みの方がいいのではないでしょうか。
◆結局持ち込めるのか?
①はじめに
さて、一番の問題なのが旅先にアイコス(IQOS)を持っていけるか?ということでしたね。
海外旅行の際は、アイコス(IQOS)を分けて考える必要があります。
そもそもアイコス(IQOS)は本体である「ホルダー」充電するための「ポケットチャージャー」、そしてたばこ部分である「ヒートスティック」の3つに分かれます。
これが旅先の国での扱いが色々と異なるようです。
②ヒートスティック
まずヒートスティックの持ち込み制限数について見てみましょう。
ヒートスティックに関しては紙巻きタバコと扱いが同じになります。
ご存知の方も多いですが、紙巻きタバコについては各国によって持ち込み上限数が決まっています。
これを守らなかった場合、罰金や懲役の可能性がありますので、マジで注意してください。
- ハワイ:紙巻タバコ200本、または葉巻50本、または刻みタバコ2kg(21歳以上)
- フランス:紙巻タバコ200本、または葉巻50本、または細葉巻100本、または刻みタバコ250g(17歳以上)
- ロシア:紙巻タバコ200本(シガリロは100本)、またはタバコ製品250g、葉巻は50本
- フィンランド:紙巻タバコ200本、または葉巻50本、または細葉巻100本(1本3g)、または刻みタバコ250g(17歳以上)
- イギリス:紙巻タバコ200本、または葉巻50本、または細葉巻100本、または刻みタバコ250g(18歳以上)
- タイ:紙巻タバコ200本、またはタバコ製品250g
- 中国:紙巻タバコ400本
- ニュージーランド:紙巻タバコ50本、または葉巻10本、または刻みタバコ50g
- オーストラリア:紙巻タバコ50本、または葉巻10本
まとめてるサイトがあったので、そこからの抜粋ですがひとまず9カ国ですが、全然違います。
だいたいこれがいつのデータかは知りませんが、最新の情勢は都度変化しています。
渡航前に渡航先の公式ホームページを見るなりして、確認してから行きましょう。
【補足】その1
1箱は20本入りです。
上記で見ると、オーストラリアやニュージランドは持ち込み制限が50本なので、行きの免税店でカートンが安いなんて買ってしまったら、すでにオーバーしていてアウトです。
複数人いれば、半分友人などに預ければいいですが、一人の場合はカートン買いは諦めるしかありませんね。
【補足】その2
僕は今まで引っかかったことはないですが、200本までと制限があると、1カートン持てるやんって思いがちですが、初めから持っていたタバコはないですか?
喫煙されるかたなら必ず手持ちのタバコがあるかと思いますが、もちろんそれも数に含まれるのでお気をつけください。
③「ホルダー」「ポケットチャージャー」
続いて「ホルダー」「ポケットチャージャー」の本体について見ていきます。
結論ですが、これまた各国によって扱いが異なります。
理由としては、まだ日本含め数か国のみでしかアイコス(IQOS)は発売されていないので、アイコス(IQOS)を持ち込むと「コレ何?」となるケースがある状態です。
ちなみに、タイやマレーシアはで「電子タバコ」は禁止されています。
その場合、アイコス(IQOS)が「電子タバコ」とみなされた場合、即没収などの対応となります。
なんと2017年9月には、タイにアイコス(IQOS)を持ち込んで逮捕されたということもありました。
2018年3月23日追記
タイでは現在アイコス(IQOS)を持ち込んだ場合、罰金となります。
詳しいことはわかりませんが、国内の免税店でも購入の際に言われるくらいなので、間違いなく見つかると、罰金はかかるかと思います。
また、アイコス(IQOS)をモバイルバッテリーと勘違いされることもあります。
笑い話かとおもいきや、そんなことはありません。
モバイルバッテリーでも特定ワット以上のバッテリーは持ち込み不可です。
なので、どうしても規制が危うい国にアイコス(IQOS)を持っていきたい場合は「こういうものだ」と説明出来るようにしないといけないですね。
◆結論は
結論としては空港の係員に聞くようにしよう。そして渡航先の公式サイトをチェックしよう!
としか言いようがありませんね。
入国審査や出国審査でてこづると、ストレスがたまっちゃいますしね。
ちなみに、アイコス(IQOS)を持っていくことに対して、アイコス(IQOS)公式は以下のようにコメントしています。
IQOSにはリチウム電池が内蔵されており、その扱いは、各航空会社、各国によって異なります。お手数ですが、ご旅行の際にご確認をお願いします。
あたりさわりの無いコメントをしていますが、やはりリチウム電池が入っていることを言及しています。
これからアイコス(IQOS)はもっと発売地域を拡大していく予定のようです。
その地域が増えていけばもっと気軽に持ち運びできるものになるはずなので、早くそんな環境になると良いですね!
上記が現在発売されている国です。
確証はないですが、発売されている国であればまずそこまでトラブルにならず持ち込めるんではないでしょうか。
◆最後に
ちなみに日本では最近おなじみになってきたglo(グロー)やプルームテックに関しても扱いは同じです。
むしろアイコス(IQOS)に比べて知名度が低い分余計に面倒かもしれません。
先述しましたが、ネット上の情報に右往左往されずに公式ホームページをご覧になるのが一番です。
以上、アイコス(IQOS)の持ち込み事情に関してまとめてみたでした!
それではまた!!
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