今日は珍しく筆が進むので、もう一記事。
皆さんは海外旅行に行った時の余った外貨ってどうしてますか?
以前ある人からそんな質問を受けたので、僕はどうしてるかって話を今回はしたいと思います。
いく通りかの方法で余った外貨を無駄なく処理できるかと思うので、いくつか紹介する中で、ご自身にあった方法を取られるのが最適かと思います。
どうしても余った際に、単純に銀行や金券ショップ、trabelexの様な両替所に行けば両替できます。
ただどうしてもその場合には手数料がかかってしまうので、購入、販売と2回手数料が取られてすごく目減りしてしまいます。
そんな時にどうしたらいいのでしょうか?
それでは行ってみましょう!!
◆ドルに交換
これは僕が一番オススメしていると言うか、個人的に行っているのですが、今はユーロ以外は全てUSドルに変えています。
なぜUSドルに両替するかと言うと、
①外貨からの交換手数料が安い
外貨からの交換手数料がほぼほぼの国で円に比べて比較的に安いです。
特に日本はめちゃくちゃ安いです。
そこまで大量の外貨を残してしまっていることは早々ないかとは思うので、この場合に節約できるのは数百円、数十円です。
とはいえ、なんだか節約しながら使っていると、気づけば大量にのこってしまったなんてこともあったりします。
僕も一度何故か800元(約14,000円)ほど残して帰ってきてしまったこともありました。
何かを買うつもりだったとか、どこかに行くつもりだったとかで残ってしまった際には円に戻すよりはUSドルに戻す方が手数料的には特をします。
②アベノミクス政策で円安に向かっている
これは日本国内でのお話ですが、アベノミクス政策の一つで全体的に円安を促す政策が行われています。
(今日現在ではなぜか円高になってしまっていますが。)
円安が進むとUSドルを持っている場合当たり前ですが、為替差で特をしますよね。
現在110円ほどのUSドルですが、一説では130円程まで誘導すると言われています。(諸説ありですが)
とはいえもっていても僕は余った外貨だけなので150ドルそこらですから、1円、2円あがっても数百円なので、利益としてはほとんどないですが、交換手数料分ぐらいは取り返せそうです。
③使用できる国が圧倒的に多い
交換した後のお話ですが、次の海外旅行に向けて保管しておくという方法です。
円と比べてUSドルはほぼ世界中のどこでも使用、両替できます。
以前のインド旅行記にも書きましたが、後進国の田舎にいくとそもそも円は交換できないということが多々あります。
先進国の中でもクイック両替のような端末操作の両替機では円が使用できないなんてことは普通にあります。
またUSドルから渡航先の外貨へ再両替という場合にも①でも書きましたが、比較的にUSドルは交換手数料が安いです。
以上3つの理由から僕は円には戻さず、USドルに変えることにしています。
ご存知の方も多いかと思いますが、USドルは世界基準で使用されていて国連加盟国での外貨準備金の中で40%以上のシェアがあります。日本円は3%くらいです。同じくユーロも25%ほどあります。
なのでそれなりに上記と同じ様な理由で使用可能なユーロ以外は基本USドルに交換することがオススメです。
ちなみに余談ですが、最近僕の行った国ではインド・カンボジアでの地方都市では換金ができませんでした。
◆いや、円にしたいんだよって場合
USドルなんて使わねーよって思う方や当分海外も行かない。
早く現金に変えたいって方も多々いるかと思うので、その場合にはポケットチェンジもオススメです。
この緑の機械です。
通常に日本で換金する場合であれば、レート的には街中のチケットショップが比較的レートはいいです。
銀行や空港は本当に高いのでやめた方がいいです。
さてこのポケットチェンジですが成田空港や羽田空港、その他、主要な国際空港、最近では街中にもあり、USドル・ユーロ・人民元・韓国ウォンなどを電子マネーやECサイトのポイントに変えてくれます。
この機械のいいところは通常換金できないことも多い、コインもまとめて交換してくれるところです。
ほぼほぼの場合は両替所でのコインの交換は断られます。(ドル・ユーロのみ可能ってところはよく見ます。)
とはいえ、慣れない海外旅行で、補助通貨の使い方がわからずに気づけば財布に硬貨がパンパンって人をよく見かけます。
そんな時にすごく便利な機械ですね。
決して為替レートはいいとは言えませんが、それでもただただタンスの肥やしにしちゃうよりかは全然いいです。
ラインpayや楽天Edy、アマゾンポイントさらにwe chat payなんかにも交換できるのが素晴らしいですね。
◆そもそも余らせないために
先述した二つの話は余ってしまったという前提でのお話です。
そもそも余らなければこんなこと考える必要もないので、余らせないためにどうするかというと。
①なるべく両替しない
いっぺんに両替をしてしまうのは後々とても楽ですが、自分がいくら使用するかなんてたいていの人は想像できません。
訪れたことのある国や頻繁に渡航している国であれば物価なども把握しているでしょうから大丈夫でしょうが。
なので、オススメとしては現地に着いたら、クレジットカードでのキャッシング、もしくは国際キャッシュカードで、一旦使用する分だけを引き出すのがオススメです。
観光地やそれまでにも空港には必ずといっていいほどATMはあります。
取引手数料はかかりますが、現金決済が必要な分だけおろして、あとは可能な限りクレジットカードを利用するのがベターです。
②空港で使い切る。
先述したような方法で過ごしていても結局余ってしまうことなんてザラにあるので、その場合は空港で使い切りましょう。
お土産を買う際にあまったお金を全て出して、残りをクレジットカードで精算します。
多少嫌な顔をされる場合はありますが、向こうもだいたい事情はわかっているので、問題ありません。
機内で食べるお菓子でも、お茶でも、搭乗を待っている場合のお茶代でもなんでもいいです。
それでも買うもんがねーよなんて場合はありますが、その場合はごめんなさいですが、諦めて両替してください。
以上が簡単ですが、余った外貨をどうしてるってお話でした。
◆番外編
①持ち出し禁止の貨幣
たまにインドルピーなど国外持ち出し禁止の貨幣があります。
こういった貨幣は持買ってしまうと国内では個人で交換してもらう以外にどうしようもないので、必ず現地で交換して帰りましょう。
とはいえ少額だと再両替を断ってくるという場合もあるので、その際は気合で空港で使い切ってください。
②FXでの両替
よく外貨両替についてgoogle検索をするとFX口座での交換が一番安いとかって記事を見かけますが、確かにFXでの交換は手数料としては一番安いのですが、口座開設からの取引が必要で初心にはあまりオススメできません。
そもそもそういった記事のほとんどは口座開設に伴うアフィリエイト目的です。
もともと口座をもっていて、頻繁に取引を行なっているのならば構いませんが、わざわざ両替のために作る必要は口座を開く手間暇や運用リスクを考えた上でまったくないかと思います。
③外貨で保存しておく
いや、またその国に行くし、このまま持っとくよ!って方も中にはいらっしゃると思います。
僕も以前はそう思いながら、家で保管していました。
まぁそういった機会があれば一番それがいいんですけどね。
でも気づいたらいろんな外貨が増えすぎて何が何だかなんてことがありました。
そんな時にオススメの保存方法が下記画像の様な方法です。
文房具やさんで百円程度で売っているビニールポーチに国旗シールを貼り付けて保管しています。
ZIP LOCKなどでもいいのですが、ふにゃふにゃな為使い勝手があまりよくないので、これは本当にオススメです。
いかがでしたか?
本当によく余りがちな外貨なので、少しでも皆さんの参考になり、お役に立てれば幸いです。
また引き続きお役立ち情報などを発信して行きますね!
それでも余る場合にはこんなことも